代表プロフィール

氏名：
大槻 影臣（おおつき かげおみ）

経歴：
1979年生まれ。
帝都文化大学 人文学部 史学科 卒業。
同大学院 人文科学研究科 博士課程修了。博士（歴史学）。
大学院在学中より、文化人類学・宗教学・記号学を横断した学際的研究で頭角を現すも、その革新的な視点は、伝統と権威を重んじる史学会において「異端」と見なされ、事実上の追放処分を受ける。
この経験から、知の探求すら制限するこの世界の「不完全さ」を確信。以後、アカデミズムと決別し、独自の活動を開始する。

専門分野：
比較文化記号学。
特に、古代オリエントから東アジアにかけての「神話体系の伝播と、それに伴う文化的変容」を専門とする。
複数の文明で散見される「世界記述の書き換え」に関する神話群を、単なる伝承ではなく、過去に起きた事象の記録（ログ）と捉える独自の視点から研究。
その過程で、特定の古文書群にのみ残された「異質な記述体系」を発見した。

論文・著作：
「楔形文字にみられる情報浸食の痕跡について」（博士論文）
「シルクロードにおける物語の同一性と差異性」（自主出版）